新型コロナウィルスによる経済対策の定額特別定額給付金のオンライン申請が始まりました。
多くの自治体で、臨時議会や専決処分(議決を待たずに市長の権限で執行)により、申請が始まっています。
オンライン申請については、マイナンバーカードを持っている方限定ですが、先行して始まりましたので、オンライン申請の注意ポイントを説明していきたいと思います。
※オンライン申請可能な市町村はこちら(マイポータルHPより)より確認ください
オンライン申請に必要なもの
①『マイナンバーカード』
※マイナンバー申請時に登録したパスワードが必要です。
②『マイポータルAP対応のスマートフォン』 又は 『カードリーダー』
※対応のスマートフォンはこちら(マイポータルHP)
③振込口座番号がわかる通帳、キャッシュカード等
が必要になります。
これがなければ、オンラインでの申請ができませんので、5月下旬から6月上旬頃(?)の申請書類が郵送されるのをお待ちください。
オンライン申請方法
オンライン申請方法には、『スマートフォンからの申請』と『パソコンからの申請』がありますが、『パソコンからの申請』は、マイナンバー読み取りに不具合が多く電子申請の経験者でなければ、おススメ出来ません。
上記理由により『スマートフォンからの申請』についてのみ説明します。
※申請には、なんだかんだで30分程度はかかります。
詳しい申請方法については、総務省HPにおいて動画やPDF等で詳しく説明されていますので、みなさんが時間を無駄にしないように特に注意するポイントだけ説明します。
オンライン申請で特に注意するポイント4つ
ポイント①マイナポータルAPのインストール
まずは、以下のアプリが必要ですので、インストールしましょう。
ポイント②ぴったりサービスにより流れに沿って申請
以下のホームページから、申請手続きを行ってください。
ポイント③途中で保存画面が出たら保存する。
相性が悪いと本当に不具合が多いです。突然エラーになることもあり得るので、保存画面が出たら必ず保存しましょう。
※保存でエラーが出たらすいません。。。
ポイント④マイナンバーカードを読み込んでもアプリを閉じない(iPhone限定)
マイナンバーカードを読み込むと以下の画面になるので、左上の『◀safari』を押す
iPhone限定の作業ですが、すぐエラーになってしまうので、気を付けてください。ちなみに、この作業をしても私はエラーになり、もう一度やってうまくいきました。
以上ポイント4点です。
流れのままいけば内容では、止まることはないと思います。ただ、システムの不具合があまりに多いですので、イライラしたくなければ、オンライン申請はやめて、5月下旬頃(市町村による)に送られてくる郵送で行いましょう。
まとめ
申請自体は簡単ですが、システムエラーのせいで、コロナ禍のイライラがさらにつのるかもしれません。
オンライン申請でも、給付自体はいつになるかわかりませんが、5月中旬にも振り込まれるところもあるようです。
ただ、給付されても5月中は緊急事態宣言が発令されていますので、生活費くらいにしか使えない状況かと思います。
給料が一切入らず、一日でも早い給付を望んでいる方もたくさんいらっしゃいます。
余裕がある方は、オンライン申請ではなく、書類が郵送されてくるのを待って、感染拡大が落ち着いてから、経済対策として有効につかうのも一つの方法です。
本当に困っている方を助けるためにも、余裕のある方には少し待っていただくことで、少しでも早い給付ができるかもしれませんので、ご自身の経済状況をみてオンライン申請をするかどうかご判断ください。
さまざまな議論の末に決定した、一人10万円給付ですが、ご存知のとおり政府は本来、給料が激減してしまった世帯と低所得者世帯への30万円給付の給付予定でした。
それが、与党内での考えの相違や野党からの要望により、所得関係なく、全国民一人10万円ということになりました。
目的は、総務省の事務連絡で『感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うこと』としています。
厚生労働省からは、生活保護世帯にも同様に支給し、収入とみなさないよう通知も出ています。
全国民の家計の支援をして、しっかりと経済を回してもらおうという給付ですので、貯蓄に回したら、世の中はさらにどん底に進むだけですので、一人一人が有効な正しい使い道を探して、将来のために活用して頂ければと思います。
本日(5月5日)現在、GWでの自粛が功を奏し、全国的に新規感染者は減ってきていますが、札幌市のように、まさにいまが正念場という地域もあります。
気を緩めずに、みなさま一人一人の心がけで1日でも早い終息を目指しましょう!!