7月1日よりマイナポイントの申込がはじまりました。
マイナポイントは、20,000円の利用に対して、5,000円(25%)の還元がポイントにより行われます。
マイナポイントを利用するためには、まずはマイナンバーカードの取得からですが、まだ取得していない方はこちらの記事へ
では、そのお得なマイナポイント、
どこのキャッシュレスサービスに申し込むべきなのでしょうか?
今回は、申込の注意ポイントとおススメの決済サービスをまとめました。
ただし、現時点(7月26日)での比較のため、今後さらなるキャンペーンなどが始まる可能性がありが、あまり期待はしない方が良いと思いますが、
マイナポイントの予約まで完了していれば問題ありませんので、じっくり考えてから申し込むことをおススメします。
マイナポイント申込の注意ポイント4つ
マイナポイントは、マイナンバーカード1枚に対して、20,000円を使うとマイナポイント(5,000円分)が取得でき、取得するには、キャッシュレス決済サービスを1つ選んで申込みをする必要があります。
申込みをするにあたって、以下の4つのポイントに注意してください。
①一度申込みをしたら変更できない
一度申込みをしたら、キャッシュサービスの変更はできません。まだ時間はありますので、上乗せキャンペーンを見ながら8月を目途にしっかりと比較検証をして申込みをするのが良いでしょう。
②決済サービスは1つのマイナンバーカードに1つしか選べない
マイナンバーカード1つに対して、複数のキャッシュレスサービスは選べません。
逆に、1つのキャッシュレス決済サービスに、1つのマイナンバーカードしか登録ができません。
たとえば、自分のマイナポイントの登録PayPayとした場合、こどもの分を同じアカウントのPayPayに合算して登録することはできないということです。
どうしてもPayPayにしたければ、別のアカウントを作る必要があります。
③クレジットカードは1契約1マイナンバーカード
家族カードや同一名義の複数カードを持っていても、1つの契約に対して、一人分のマイナポイントしかもらえません。
1つのクレジットカードに1人分のマイナポイントではなく、1契約に対して1人分のマイナポイント(5,000円)が限度です。
④令和3年3月31日までに20,000円使わないと5,000円分のポイントは貰えない。
来年(令和3年)3月までに、20,000円を使わないと、最大のポイントは貰えません。
上乗せキャンペーンばかりに目がいって、結局使い切れかかったということでと意味がありませんので、使用するかどうかをしっかりと検討して決める必要があります。
おススメ決済はどこ?
現在の対象となるキャッシュレス決済の一覧はこちら
d払い(2,500円)VS WAON(2,000円)
VS
現時点では、『d払い』か『WAON』です。
d払いは、『2500円分のポイント付与(期間限定)』
WAONは、『2,000円分のポイントが追加』
d払いは、基本的にドコモ利用者が使っていますが、だれでもアプリをダウンロードして登録すれば使えます。
利用店舗も多く、最もお得です。
WAONは使用できる店舗も多く、d払いを使わない人やQR決済が苦手な人にとっては、こちらの方が使い勝手が良いでしょう。
杏林堂を使う人は、nicopi(ニコピ)もありです。2000ポイント追加されます。
キャッシュレスは使用状況に合わせて
上乗せのキャンペーンを行っているところもたくさんありますが、人それぞれ使い方が違うため、一概にどれが良いかということは言えません。
上乗せキャンペーンを行っているサービスの一覧表を作成しましたので比較の参考としてください。
上乗せキャンペーンにつられて、無駄に登録を増やしてしまい、結果浪費が増えたということもあり得ますので、十分検証してどれにするか決めましょう。
電子マネー決済
最大上乗せ | 追加条件 | ||
WAON | 2,000円 | 特になし | 公式サイト |
nicopi (杏林堂) |
2,000円 | 特になし | 公式サイト |
Suica | 1,000円 | JREポイントの申込が必要 抽選もあり |
公式サイト |
nanaco | 500円 |
8月31日まで |
公式サイト |
QRコード決済
最大上乗せ | 追加条件 | ||
d払い | 2,500円 |
期間限定ポイント |
公式サイト |
メルペイ | 2,000円 | 1000円分は条件なし 1000円分はメルカリ使用の場合上乗せ 抽選で最大1000万円分ポイント |
公式サイト |
au PAY | 1,000円 | 特になし | 公式サイト |
Fami Pay | 500円 | 先着10万人 | 公式サイト |
J-Coin Pay | 500円 | 特になし | 公式サイト |
LINE Pay | ー | 特典クーポン15枚 | 公式サイト |
PayPay | ー | 抽選で最大100万円相当 | 公式サイト |
クレジットカード決済
最大上乗せ | 追加条件 | ||
au Payカード | 1,000円 | 特になし | 公式サイト |
dカード | 500円 | 特になし | 公式サイト |
三井住友 カード |
ー | 抽選で100名に10,000ポイント | 公式サイト |
使い勝手NO1はクレジットカード
使い勝手で考えたら、公共料金や携帯料金などでも使えるやっぱりクレジットカードがNO.1!
いまのところ、上乗せキャンペーンを行っているところは、前述のauPayカードとdカードだけですが、電子マネーやQR決済をあまり使わない方は、無難に使っているクレジットカードで登録するのが結果的に最もお得になるかもしれません。
これを機に、楽天カードに申し込んでみるのも良いと思います。
まとめ
キャッシュレス決済サービスをどこの会社にするかというと、その人の住んでいる状況によって大きく変わります。
いまのところ、2000円のキャッシュバックがあるのは、『WAON』と『メルペイ』です。
最もおすすめは『WAON』ですが、イオン系がなく使うところがない人はやめた方が良いです。
『メルペイ』は、メルカリを良く使う人でなかったらあえて選ぶのはおススメできません。
今回のマイナポイントは、こどもなどの家族分まで登録する必要があるのでよりお得にするには結構な手間がかかります。
私は、6人家族(子ども4人)を全部管理するため、どこの決済がどれくらい使ったかもわからなくなってしまいます。
あまり上乗せポイントに惑わされずに、25%ポイント還元をもらいながら無理のないような計画を行うのが良いと思います。
特にQRコードについては、増やしすぎるとどんどんわからなくなってしまうので、カードがある電子マネーやクレジットカードの方がわかりやすくて良いと言えます。
このマイナポイントはコロナとは全く関係のない事業ではなりますが、大雨でこれからの日本がどうなるか本当に心配になる中、日本経済の活性化にすこしでもつながることを期待します。