マイナンバーカードを取得してマイナポイントの用意はできましたか?
9月から始まる一人につき20,000円が5,000円分のポイントになるマイナポイントは、マイナンバーカードがなければもらえません。
マイナンバーカードは2021年3月(予定)からは登録すれば健康保険証として使えるようになります。⇨⇨⇨厚生労働省
保険証と連携すれば、将来的には、確定申告の医療費控除も自動的に行ってくれるでしょう。(令和4年1月から医療費の領収書の保管が不要になる予定です。)
政府は、運転免許証やスマホとの連携の検討にも入りました。コロナ対応による反省から、マイナンバーカードの重要性はさらに高まっていくと考えられます。
令和2年6月1日現在の全国のマイナンバーカード交付数は約2,100万(交付率16.8%)とまだまだ持っていない人がたくさんいます。
⇨⇨⇨総務省
せっかく国からもらえる、一人5,000円(4人家族なら2万円)。
これは、手続きした人しかもらえません。まさしく申請主義です。
特別定額給付金(国民1人10万円)のように、申請書類が送られてくるわけではありません。全て自分で手続きをする必要があります。
そんな制度のマイナポイントですが、
みすみす逃しちゃって良いんですか?
マイナポイントの上限数は4000万件
マイナポイントは4,000万件を上限として、予約が上限を超えた場合締め切りとなります。早い物順です。
いつ締め切りになるかはだれにもわかりません。これからのメディアの扱いやSNSの拡散等によって時期は大きく変わると思いますが、どこかの時点では締め切りになる可能性が高いと思います。
マイナンバーカードを持っていない場合、カードの発行だけで1ヵ月かかります。
現時点では(令和2年6月現在)余裕がありますが、まだあとで良いやとか思っていたらいつの間にか間に合わなかったとなってしまう可能性もあります。
マイナンバーカードを持っていなければ、いますぐ手続きしましょう。
マイナンバーカードの申請方法
では、マイナンバーカードを発行するための申請方法を確認しましょう。
ステップ① 通知カード&申請書を探す
右のような、通知カードと「申請書ID」が書かれた交付申請書が、全国民に送られてきています。
まずは、交付申請書を用意してください。
ちなみに、私は、通知カードだけ残していて、申請書は破棄してしまい、なくしてしまっていました。
申請書が見つからない人の対処方法は
ステップ② 交付申請手続き
交付申請手続きは以下の4つです。
詳細の手続き方法は、こちら⇨⇨⇨マイナンバーカード総合サイト
(1)スマホ申請
☆おススメ度NO.1☆
申請書のQRコードを読み込んで、メールアドレス登録して、写真を撮って、必要項目を記入するだけ。
概ね5分程度で申請完了です。
(2)パソコン申請
スマホに比べると、写真データをパソコンに移動するのと申請書IDを入力する手間がかかるため、多少時間がかかります。好みの範囲ですが、スマホの方が楽です。
(3)郵送申請
申請書が届いた時にもらった封筒では、ほとんどの人が期限がきれていると思います。郵送の場合は、こちらのデータをダウンロードしてお使いください。⇨封筒材料
証明写真も用意する必要があり、行政手続きにも時間がかかる可能性があるため、あまりおススメしません。
(4)まちなか証明写真機
証明写真機から手続きが可能ですが、写真にお金もかかるため、このページを見ている人が証明写真機で申請する人は皆無だと思います。
この手法は、スマホやパソコンを使えない方のためのものと言えるでしょう。
ステップ③ マイナンバーカードの受取
ステップ②の申請が完了すれば、概ね1ヵ月後くらいに、市町村役場から、交付通知書が届きます。
必要なものを持って、指定の場所に取りに行ってください。
詳細の手続き方法や持ち物はこちら⇨⇨⇨マイナンバーカードの受け取り手順
受取の際には、4桁の暗証番号と署名用電子証明書の6桁のパスワードを設定します。
特に4桁の暗証番号は、忘れてしまうと、マイナンバーカードのメリットは一切活かすことができません。コロナの時も暗証番号がわからず、行政窓口も大変混雑したところが多くありました。
金融機関の暗証番号と同じにすると、今後の銀行口座紐づけが始まった時に、支障がある可能性がありますので、できるかぎり金融機関とは違う、絶対に忘れない番号を設定してください。
マイナポイントをもらうには
マイナンバーカードが入手できたら、次はマイナポイントをもらう手続きです。
ステップ① マイナポイントの予約
まずは、マイナポイントの予約が必要です。
方法としては、以下の4つになります。
詳細の手続きはこちらからどうぞ ⇨⇨⇨ マイナポイント予約
(1)スマホで予約
☆おススメ度NO.1☆
対応スマホならば絶対にこれで予約が良いです。対応のスマホ ⇨ こちら
android ⇨ アプリはこちら
iPhone ⇨ アプリはこちら
数分で予約番号を発行できます。マイナンバーカードを作った時の暗証番号4桁が必要ですので、わからない場合は、市町村役場に行く必要があります。
(2)パソコンで予約
ICカードリーダーが必要になります。申請はこちら
また、ブラウザはInternetExplorer11限定になります。確定申告等でカードリーダーを読み込んだ経験があれば、使っても良いですが、不具合も多くおススメはしません。
家族に対応スマホを持っている人がいれば借りてでも申請することをおススメします。
(3)自治体窓口で予約
これからマイナンバーを作る人はこれがおススメです。
マイナンバーカードを受領するのと同時に、窓口で予約までやってもらいましょう。
(4)ドコモショップやセブンイレブン等で予約
民間機関でも予約が可能です。場所はこちら
対応スマホをお持ちでない場合は、コンビニ等に行くついでに予約するのもアリです。
ステップ② マイナポイントの申込
7月1日から申込開始がされました。
現在のキャッシュレスサービスの一覧は⇨⇨⇨こちら
ただし、まだキャンペーン等が確定していないため、申込はすべきではありません。
これから、例えばWAONは2,000円を独自に上乗せしていますが、今後さらに良いキャンペーンが増えるかもしれません。
予約までしておけば、申込を締め切られることはありませんので、もう少し様子を見てからキャッシュレスサービスの会社を決定しましょう。
お得なキャンペーンをまとめた記事はこちら
ステップ③ マイナポイントのチャージ OR 買い物
9月から賦与されたポイントで買い物ができます。
ステップ④ 5000円 ゲット
チャージの際に先にポイントが入るのか、まとめて後で入るのか、キャッシュレスの種類により違うようですが、現在制度設計中です。
マイナポイントの今後
現在(令和2年7月)、マイナポイントが9月から始まることを知っているのは、20~30%程度でしょう。
多くの方が、マイナポイントという言葉は聞いたことがあっても、どういうものなのか、いつ始まるのか全く知りません。
6月末でキャッシュレス決済の割引が終了し、これから行政もマイナポイントの広報を積極的に行っていくと考えられます。
先は全くわかりませんが、10月くらいには、予約上限になる可能性もあり、9月に入った時には、一気にマイナンバーカードの発行も増えることが予想されます。
まずは、マイナンバーカードを作ることから始めましょう。マイナンバーカードを取得してしまえば、マイナポイントの予約や申込は数十分でできますので、マイナポイントの手続きは状況に合わせて行ってください。
まとめ
令和2年9月から、マイナポイントが始まりますが、まだまだ周知不足です。
制度としては、20,000円が25,000円になるので、知っていればほとんどの方が申込を行うことが想定されます。
新しい期間限定の制度、いつの間にか終わってたということがないように、しっかりと情報収集をして申請をしましょう。